過剰なブログ

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相貌失認(そうぼうしつにん)について

一言で言えば「人の顔がわからない」という障害。
心当たりが多すぎて凹んでいる。
『成人式で会った友人の顔が分からない』
TOKIO長瀬と松岡の見分けがつかない』
TOKIO山口元メンバーと国分太一の顔の見分けがつかない』
博多華丸と川平慈平の見分けがつかない』
宮川大輔と同じ顔の人がもう1人いると思う』
『元彼の顔を別れてから知った』
『クラスメイトの顔がわからないまま1年が終わる』
『主治医のことをイヤリングで判断する』
『担当のウェディングプランナーのことをアイシャドウの色で判断する』
『人の顔を描くのが苦手すぎる』
『男性の顔のことはよくわからないので髪型で判断する』
『好きなタイプは前髪が長い人』
『化粧がいつまでもうまくならない』
『相手の顔の美醜がわからない』
『目が二つ、鼻が一つ、口が一つ付いていればどれも顔だと思う』
『好きだった男の子の顔を学校卒業してから卒業アルバムで認識する』
『母親の顔を思い出せるようになったのは30過ぎてから(写真を見て覚えた)』
『父親の顔は写真に写っているものを思い出す』
『写真に写った人の顔は覚えられるけど実際に会う人の顔はわからない』
『みんなが覚えやすいように、と派手な格好をするようにしていた。まさか人が人の顔をそんなに覚えているとは思わなかった』

診断がついていないし、他の人の見え方がわからないのでよくわからないが、まだ生活はできている方なので軽度なのかなと思う。

診断を受けるのは人口の2%ほどらしい。

ASDの人には
人の顔がわからない。
人の顔が見分けられない。
人の顔と名前が覚えられない。
といった特徴がある。
相貌失認との関係性はまだ研究中らしいが表面的な特徴はとても似通っている。

生まれつき顔を認識する脳の部分が弱いのか、
発達障害のせいなのかはわからない。
また、子どもの頃にDVを目撃することで視覚的な機能に障害が見られるらしいので関係があるのでは?と私は思っている。

(DV 目撃で子どもの脳萎縮
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2013/05/20130507_01.html
私もAC(アダルトチルドレン)なので心当たりがないわけではない。

相貌失認は原因が明らかになっておらず、治療法も確立されていない。
発達障害が関係しているならなおさらだ。

対処法としてはやはり
『人を顔以外で覚えておく』
しかないように思う。
仕草とか、靴とか、髪型とか、服とか、アクセサリーとか。

最初に成人式で会った友人がわからなかったと言ったが、小中高同じで近所に住んでいて決して仲が悪かったわけでもなく、廊下ですれ違えば声をかけるくらいの友人だったがほんとにわからなかった。

友人「〇〇だよわかる?」
私「わからん全然わからん」

という会話を何往復もした。
だって服が違う、髪型が違う、痩せたらしい、化粧をしている、全然知らない人だ。
でも声はその子の声がする。
大変混乱した。
声が〇〇ちゃんなのはわかる。
けど誰。

顔以外で覚えていてもこういうことがある。
人間は指紋認証や網膜認証ができないので声で覚えておくのも一つの手かもしれない。

相貌失認の気があることを認識したからには、
相手の顔を覚えていなかった場合
「ごめんなさい私人の顔が覚えられない方で…」
ときちんと謝れる人間になろうと思う。
加えるなら「長瀬と松岡の違いもわからないのです」と笑って言えるといいなと思う。

他にもいい言い方があったら教えてください。