過剰なブログ

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レタスが洗えない話。ゆでたまごが茹でられない話。

料理ができない、そんな話をしようと思う。


っていう話をTwitterでさせてもらった。
引用が長くて申し訳ない。



「料理ができない」
その一言でいろいろ言われた。
「料理なんて経験」
「料理なんて勘」
「適当でいいのよ」
「少しずつできるようになるよ」
「目分量でいいんだよ」


「できない」って言ってるだろがと思う。

例えばだけど私はレタスが洗えない。
茹で卵が茹でられない。

レタスを洗うとする。
冷蔵庫から取り出す。
両手に持っている。
どうやって洗うの?

頑張って左手に持ち変える。
私は手の力が弱い(発達障害の特徴らしい)
頑張って表面のフィルムをはがす。
これどこに置いたらいいの?

とりあえずキッチンの床か作業台に置く。
このレタスどうすれば?

右手でお皿を取り出して置く、
そこにレタスをちぎって置く。
残りのレタスはフィルムをかけて冷蔵庫に戻しておく。
えっと、この後どうすれば。

お皿からレタスを取って一枚一枚水道で洗う。
新しいお皿を出して洗い終わったレタスを置く。

洗う前のレタスを置いたお皿は汚いので後で洗うためにシンクに入れておく。

レタスは更に細かくちぎって使う。今回は納豆に入れる。

レタスを置いていたお皿は使用済みなので後で洗うためにシンクに入れておく。



これがレタスの洗い方で合ってるだろうか。
みんなこんなに大変なことをしてるんだろうか。

簡単な料理なら私もやってみたいと思うこともあるしそんな料理を食べたいと思うこともある。
が、苦労が果てしなく作業中に何度も頭が真っ白になる。


ちなみにゆでたまごも茹でられない。
ヘルパーさんと一緒にやったことはあるしなんとかできたことは覚えている。
が、じゃあ自分でやってみようかと思うと脳がシャットアウトする。

私はお湯が湧くのを待てない。
時間がわからないものを待ち続けることができない(発達障害の特性)
更に湧いているお湯を見ると発狂しそうになる。
「キケン!キケンキケンキケン!!」と脳がアラートを鳴らす。
茹で卵が茹で上がるまでの10分(で合ってる?)
アラートに耐えながら待つ。




以前発達障害関連で
「できる と できない の間に できるけどすごく疲れる が存在する」
という言葉を知った。

私にとって料理は
「できるかもしれないけど果てしなく疲れる」
のだ。
時間もかかる。手間もかかる。メンタルがゴリゴリ削られる。

「料理ができない」というから
「またまた、努力が足りないだけだって」
と思われてしまうんだろうか。
「料理はろくにできないし、できてもものすごく疲れる」
といえば納得してくれるんだろうか。


何か良い言い方があったら教えてください。
料理ができなくても生きていける方法があったら教えてください。